「アニマル・キングダム」
:オーストラリア映画ってなかなか新鮮。主人公の男の子がひたすら不気味、おばあちゃんを演じたジャッキー・ウィーバーがひたすら怖い。むしろ「極悪人」とされる伯父さんたちの方が普通の人々に思えてくる不思議。ジョエル・エドガートンが出ていたのは嬉しい偶然だった。タイトルの意味は観終わって初めてじわじわ分かる。
ちなみに、院試直前に罪悪感と共に鑑賞した(笑)
次は院試終了後に解放感に任せて鑑賞したものリスト。
「クルーレス」
:昔から観たかった一作。わたしは1990年代後半から2000年代にかけての青春映画がわりと好きなんだけど、そう考えるとこれはそれよりちょっと前。主人公にイラッと来るけれど展開はわかりやすいからある程度は安心して観られた。相手役はポール・ラッド、この人昔からいるんだね! そしてジェレミー・シストがクラスのイケメン役みたいなのになってたのが個人的にツボだった。
「ベアーズ・キス」
:純度100%ヨーロッパ映画。時間の流れからして今まで出会ったことないような。自由に人間に変身できるクマと、孤独な少女のラブストーリー。退屈かと思いきや、わりと大きな展開が続く。テレンス・マリックも脚本に参加してる。
「美しいひと」
:出た!レア・セドゥー様!フレンチ恋愛映画って・・・フランスって・・・とカルチャーショックに似た衝撃があった。舞台がパリの高校でキャストが美男美女揃い。ラストが思いのほかすっきり。
「四角い恋愛関係」
:全然四角じゃない(笑) マシュー・グードが可愛くてマスコット的な存在になってる。マシュー・グード大好きだから心が痛んだ。レナ・へディーが美しい。イギリスらしい皮肉やウィットに富んだ台詞が心地よかった。
「ストーカー」
:ヒラリー・スワンク主演だしクリストファー・リーなんかも出てるし、と期待したのが間違いだった。変態描写が多すぎて正直疲れた。種明かしが早すぎでは。
「ローラーガールズ・ダイアリー」
:パワフルな青春ガールズムービー、って言ったらいいのか。コーチ役の俳優がどう見てもアーロン・エッカートな別人。退屈ではなかったしそれなりに面白かったけれど、エレン・ペイジの持ち味があまり生かされてなかったような。
そんな感じ。