「悪の法則」
★鑑賞の決め手:マイケル・ファスベンダー!!!!
これが決め手の9割5分以上を占めるから自分っていい加減だなと思う(笑)
ほとんどどういう話なのかも知らずに観ました
ただスクリーンでファスベンダーが見たかったんです!!!
それだけなの!!!!(なぜか必死)
冒頭からエロが入りすぎてこれは1人で観に行って大正解だと思いました
もともと一緒に観に行ってくれる人なんていなかったけど!
冒頭からひとつ思ったのは、
ペネロペ・クルスがファスベンダーの恋人ぉぉ?
ごめんなさい
このキャスティング、初めて知ったときから違和感ありまくりでしたwww
徐々に慣れてきたけれどもね...
そもそも、ファスベンダーにカラッカラした太陽や中南米の雰囲気は似合わない...
彼にはやはり英国の湿っぽい荒野が合っている!!!
なんて思っているうちに、ちょっと気づいてきた
この映画、実は舞台はどことなくむさ苦しくて
怪しくてコワい人たちのオンパレードで
物騒で
ついていけない感じなのに、
どことなくしっとりとした文学的な、なんというか...
結論は出ないままに終わってしまいました
ぼんやりしていたのはその結論ばかりか、
そもそも「この映画、一体何が起こってるの???」
じょ、状況把握ができない?????
私ってこんなに頭悪かった????
何が起こっているのか、
意味ありげな映像が流れては消えていくものの
まったくもって明かされない
いつのまにか主人公もまわりの人々もこの状況はかなりアブないと気づいていく
もうこの映画種明かしする気ないでしょww
と思ってからは実はちょっと眠くなってきたものの、
なんとか我慢してたら最後は
「え?ここで?」というところでエンドロールでした
気がついたらもう遅い
ということなんでしょうね
自分が状況を一番わかっていなかったのだと
大好きなファスベンダーの、
舞台が舞台なだけにより際立っていた水分の足りてない肌(褒めてます)や
ピシッと(無駄に)決まったスーツ姿、
迫真の泣き and more.
私的見どころは数多くあったけれども、
何もかもこの救いようのないストーリーにのみこまれてしまった印象
面白かったかと訊かれれば面白かったと思うものの、
胸をはって「おもしろかった!」とは言えないような
卒論が行き詰まったときに観に行ったので
よけいに心が重くなりました
まあ、すぐ晴れたんだけど(笑)
キャメロン・ディアスに触れていないところが自分らしいというかなんというか、
でもキャミーの悪女ぶり、素晴らしい美脚
圧倒されました
またいつか観よう