2013/11/27

悪の法則

 
 
「悪の法則」
★鑑賞の決め手:マイケル・ファスベンダー!!!!
これが決め手の9割5分以上を占めるから自分っていい加減だなと思う(笑)
 
ほとんどどういう話なのかも知らずに観ました
ただスクリーンでファスベンダーが見たかったんです!!!
それだけなの!!!!(なぜか必死)
 
冒頭からエロが入りすぎてこれは1人で観に行って大正解だと思いました
もともと一緒に観に行ってくれる人なんていなかったけど!
冒頭からひとつ思ったのは、
 
ペネロペ・クルスがファスベンダーの恋人ぉぉ?
 
ごめんなさい
このキャスティング、初めて知ったときから違和感ありまくりでしたwww
 
徐々に慣れてきたけれどもね...
 
そもそも、ファスベンダーにカラッカラした太陽や中南米の雰囲気は似合わない...
彼にはやはり英国の湿っぽい荒野が合っている!!!
 
なんて思っているうちに、ちょっと気づいてきた
 
この映画、実は舞台はどことなくむさ苦しくて
怪しくてコワい人たちのオンパレードで
物騒で
ついていけない感じなのに、
どことなくしっとりとした文学的な、なんというか...
 
結論は出ないままに終わってしまいました
ぼんやりしていたのはその結論ばかりか、
そもそも「この映画、一体何が起こってるの???」
 
じょ、状況把握ができない?????
私ってこんなに頭悪かった????
 
何が起こっているのか、
意味ありげな映像が流れては消えていくものの
まったくもって明かされない
いつのまにか主人公もまわりの人々もこの状況はかなりアブないと気づいていく
もうこの映画種明かしする気ないでしょww
と思ってからは実はちょっと眠くなってきたものの、
なんとか我慢してたら最後は
「え?ここで?」というところでエンドロールでした
 
気がついたらもう遅い
ということなんでしょうね
自分が状況を一番わかっていなかったのだと
 
大好きなファスベンダーの、
舞台が舞台なだけにより際立っていた水分の足りてない肌(褒めてます)や
ピシッと(無駄に)決まったスーツ姿、
迫真の泣き and more.
私的見どころは数多くあったけれども、
何もかもこの救いようのないストーリーにのみこまれてしまった印象
 
面白かったかと訊かれれば面白かったと思うものの、
胸をはって「おもしろかった!」とは言えないような
 
卒論が行き詰まったときに観に行ったので
よけいに心が重くなりました
まあ、すぐ晴れたんだけど(笑)
 
キャメロン・ディアスに触れていないところが自分らしいというかなんというか、
でもキャミーの悪女ぶり、素晴らしい美脚
圧倒されました
 
またいつか観よう


2013/11/22

フィルス



 
久しぶりに劇場で観てきました
ちなみに地元では1館のみでの上映
 
★鑑賞の決め手:エディンバラ(舞台)、主演がマカヴォイ、ジェイミー・ベル
 
冒頭からいきなりエディンバラの歩いたことのある通りが出てきて
興奮しないわけにはいかなかった
 
マカヴォイ演じるブルースのあまりのクズっぷり、
そこまでするのかwwwと思うほどのやらかしように
正直途中は食傷気味でした
 
が!
ブルースがどうしてそこまでクズになってしまったのか
彼の苦しみ、痛みの原因が徐々にわかってくるとともに、
すべてを巻きこむような終盤にかけての流れが最高でした
特にラスト、
観客に淡い期待を抱かせながらもそれを突き放すように、
でもすぐには忘れられないような強烈な表情をうつしての幕の閉じ方はたまりません
 
ブルースの幻想の描き方の安っぽさや
全体に漂う容赦のなさや不潔感(といったらいいのか)は
思わず英国らしいなと
 
音楽もよかったです
サントラ欲しい...
 
もう1回フルで観てもいいですね


2013/11/20

11月前半の鑑賞リスト

 
「チャーリーズ・エンジェル」
初めて最初から最後まで観た!
初めてキャメロン・ディアスが可愛いと思った!
アクションすごいけどストーリーとか設定とかはわりとテキトーだと思ってしまったw
5回ほど繰り返し聞いてみたけれど
キャメロンの日本語全然わからなかったよw
本作で1番の謎キャラを演じてた俳優(トム・グリーン)が
ドリュー・バリモアの元夫だと後から知って驚いた。
[私的見どころ]
悪役「痩せ男」(a pretty thin man)の怪演
キャミーの笑顔とダンス
ビル・マーリーの扱いw
ちなみに翌週に続編「フルスロットル」も観ましたよ笑



「フライペーパー!史上最低の銀行強盗」
ずっと前にとあるブログで知って以来気になってた作品
舞台はアメリカなのに、何となくアメリカっぽくない
ヨーロッパ映画の雰囲気?
偶然にも、2組の強盗が同じ銀行に押し入るが、
そこには別の陰謀も絡んでいた.....
くすくす笑いながら、最後まで楽しみました
久々に見たパトリック・デンプシーが演技上手でよかったです
[私的見どころ]
マトモな方の銀行強盗3人組の1人を演じていた俳優が
ウェールズ出身らしくアクセントが可愛かった笑



「ムースの隠遁」
薬物中毒で死んだ恋人の子を身ごもっていると知った女性が、
その恋人のゲイの弟と共に田舎で過ごす
私の苦手なフランス映画です(笑)
個人的に、これまで観たフランスの恋愛映画は
ラストで一気に落とされてしまうイメージがあって
これも多分その一例でした
ええええー!?と思ったまま画面が暗転、エンドロール...
切ない
切ないけれどそこはさすがフレンチ、憎らしいほどスタイリッシュなのです
[私的見どころ]
とにかくキャストが美形揃いで素晴らしい(そこかい
弟を演じていたルイ=ロナン・ショワジーがまぶしいほどの美形で、
同じ人間とは思えなかった!
主役のイザベル・カレは少女と大人の女性が共存しているような
メルヘンチックな美貌の持ち主
撮影当時、本当に妊娠していたそうです
妊婦姿もお美しかった...

ちなみに私、恋人を演じていたメルヴィル・プポーが
フレンチ俳優の中でも特に好きなのです...
この作品では開始早々死んじゃうのだけど
彼の出演作である
恋愛映画「ブロークン・イングリッシュ」
ホラー「ブロークン」
どちらも好き!タイトル似てるけど!
「わたしはロランス」も観てみたいですねえ



「96時間/リベンジ」
特に前作のファンでもないのに観てしまった
弟の影響もある。DVD持ってるらしい
そんな彼ほど熱狂することもなかったけれど
なかなか面白かったです
敵の動機がちょっとよくわからなかったけれど
「リベンジ」って敵側の視点だったんですね
[私的見どころ]
リーアム・ニーソンってアクション俳優だったの??
と、これ前作から思ってました笑
ところどころツッコミ入れたくなった
特に娘がホテルの窓から手榴弾を投げるシーンとか、
「あんな遠くまで投げれるか?」
「ちょっと見渡して誰もいないからって手榴弾投げるのはいくらなんでも!!」
町なかのカーチェイスのシーンも、
イスタンブール市民の心配ばかりしていた気がするw



「遠い空の向こうに」
大好きな「リトルダンサー」と似ているとかで
結構前から気になっていた作品
やっと観ました!
実話をベースにしていることもあってエンドロールに実際の人々が今どうしているのか映像をともに紹介されていたのがよかったです
ローラ・ダーン演じる先生が途中で病気になってしまうところは唐突すぎたかなあと思ったもののまあ実話なので...
涙も出たけれど「リトルダンサー」ほどではない、
それでも素晴らしい映画だった


「スネーク・アイズ」
ずっと前から知ってたのに最初から最後まで観たのは初めて
登場と共にわかっちゃう犯人が誰かも知ってた笑
冒頭13分だったかの有名なアレには素直に驚きました
ラストの解釈についてはいろいろあるようですが
何と言うか、解釈がわかっても面白くないなあ
わりと単純なんじゃないかと
録画リストから削除するのを何度も戸惑うくらいには
好きな映画になりました
[私的見どころ]
ニコラス・ケージのちょっと浮いた演技
ゲイリー・シニーズの軍服姿(笑)
ちなみにポスターの画像はどうしても映画のイメージと個人的に合わないような気がしたので割愛

***

卒論まずいとか言いながら私けっこう観てるなあ...笑
今月は地元の劇場のラインナップに恵まれ(?)
「悪の法則」「フィルス」「タイピスト!」を観に行こうと企んでいるのだけど
大丈夫か自分!

2013/11/05

ROOM

読みました。ちゃんと読んだ洋書はこれで2冊目かな。あとは授業とかで部分的に読んだのが本棚に追いやられてます。


ストーリーだけ知って面白そう!と思って買ったのですが途中まで一気に読んでしまいました。それからはちょっと忙しくて時間作れなかったけれどもなんだかんだちゃんと読めました。

英語はそんなに難しくないです。
語り手は5歳の男の子Jack。文法的にまだうまく喋れないので、ところどころ母親(彼はMaと呼んでいる)に訂正されている。言語学を専攻してるせいか、第二言語習得理論をやってみたいなあとか思ってしまいました。今更やらないけど。

JackはMaと狭い部屋Roomで暮らしている。生まれたときからずっと。そして夜はWardrobeの中で眠る。なぜなら、夜にOld Nickという男性がRoomにやってくるから。

だんだんと読者にも状況がつかめてくる、この見せ方がいいと思います。わたしだったらすぐにネタバレしちゃいそうだ笑

2013/11/02

10月後半の鑑賞リスト と、ドラマ「アロー」

今までの映画の感想がテキトーな上につまらないという最低なことになっていたので、[見どころ]なるものを付け足してみました。
テキトーだった面はいくらか改善されるかもしれないけれど、
つまらない面は変わらないかもね!←

***
 
「アイアン・スカイ」
とうに崩壊したはずのナチスが月の裏側に潜んでて、地球に猛攻撃をしかける、なんてぶっ飛んでるにも程があるおバカなコメディ映画と見なされてもしかたがないのに、製作に関わっているドイツらしく(?)妙なほど真面目に丁寧に作られた奇妙な映画だった。
[見どころ]
ときたまパイパー・ペラーボに見える可愛いヒロイン、悪役だけど軍服姿がかっこよすぎるアドラー様、凝りすぎなナチスの復元、
そこらのSF映画なんかよりも妙に素晴らしいCG...and moreって感じです。
 


「最強のふたり」
日本で最もヒットしたフランス映画だそう。テンポのよさと、中心となる2人以外の他の細かなエピソードを最小限にすっきりまとめた感じがよくて退屈しなかった。冒頭のシーンから引っぱられる。音楽も個人的に◎
[見どころ]
スラム街出身のドリスの言動、ダスティン・ホフマン似のフィリップの(首からつま先まで麻痺していることからの?)顔だけを動かしての笑み、冒頭で流れる曲。
ラストが秀逸でした。

 
「あの日の指輪を待つきみへ」
うーん。気持ちはわからないでもないけれど...
うーん....と思い悩んだ映画。
誰かを、その人が死んでも一生思うことってたしかに大切だとは思うけれど、
それで周囲の人を傷つけてしまうのもなんだかなあ。
旦那さんがちょっとかわいそうでした。娘なんてもっと。
[見どころ]
ドラマ「アロー」でブレイクしたスティーブン・アメルが出てるー!!!
ブロンドだとかっこいいけれどもオーラがないなあ...
今の彼はかっこいいけれどもヒゲがちょっと邪魔(笑)
私にとってベストなアメルがない!!(どうでもいい)
そしてミーシャ・バートンが大胆な演技してます(笑)
ストーリーはあまり振り返りたくないものだったけれど、キャストが豪華というかツボだったので個人的に嫌いじゃない。
 
 この作品をきっかけに「アロー」を新開拓。
思えばアメドラなんてもうずっと観てない。
「シェイムレス」はまあ観てるけれどもWOWOWでやってるのを毎週録画して
ぼんやり観てるだけだし。
最後にハマったのは「デクスター」か「マッドメン」あたりかなあ。

というわけでこれから観ていきますよ!
ただし卒論もあるので昔みたいに暴走はしないつもり笑

 
「アロー」キャスト陣。
美男美女揃いです。
親子が親子に見えないこと多々あり。
相手役とよりも相棒?役の女性とのツーショットが好まれてるみたいです。
驚きなのはその相棒役のEmily Bett Rickardsが自分と同い年だってこと!
大人っぽい。可愛い。 というか老けてる
楽しみ~!