2014/02/15

オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ


(Only Lovers Left Alive. 2013. アメリカ・イギリス・ドイツ)

緊張しながらの、初めて行く劇場での鑑賞でした。

☆鑑賞の決め手:ミア・ワシコウスカ!!(単純すぎw

ジム・ジャームッシュという監督のことさえよく知らずに、ただミアちゃんのためだけに観にいきました。

ヴァンパイアとして生きるアダムとイヴの物語。…と、今ヴァンパイアとして生きる、と言いましたが、特別な使命感とか宿命とかそういう熱っぽいのはなくて、闇に生きる、というかただ闇で過ごすヴァンパイアの日常を気だるげに描いてるような映画だと感じました。グラスで血を飲んだり、血でできたアイスバーをなめたりと血との関わり方はかなりスタイリッシュ、を通り越してシュール?

音楽が印象的です。特に、きっとほとんど全編に渡って鳴り響いてたのではというアダム作曲のもの。観終えた今となっては曲調は記憶の彼方ですが、もう一度聴いたら瞬時にすべて思い出せそう。

待ちに待ったミアちゃんの登場は突然でした。ミアちゃんはティルダ・スウィントン演じるイヴのトラブルメーカーの妹エヴァという設定で、彼女が自分たちと会いたがっていることを夢で知ったアダムもイヴもイヤそうな顔。それに反して、私はエヴァの登場を今か今かと待ち望んでいたわけです笑

ミアちゃん、本作では今までのイメージを思いきり覆すような演技を見せてくれました。笑顔で、飛び跳ねるようで、おそろしく甘えん坊なのでした…顔立ちもいつもと違って見えました。夢に出てきたら怖いかも!

本作、なんといってもトム・ヒドルストンがよかったです!
今まで私はあまり入れこんでいない俳優だったのですが、これから彼の作品も観ていきたいです。低くて冷たげな声が印象的でした。

ティルダ様は、トムヒとは20歳離れているようにはとても見えませんでした。親子といってもいいのに、まるで恋人同士!美しい2人の、ラストのアレには心から縮み上がりました。

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