2014/03/24

LOOPER/ルーパー

(Looper. 2012. アメリカ)

あらすじ
30年後の自分を殺さなきゃ!
 

感想
こういうタイムトラベルもの、仕組みについては私は考えるのさえあきらめてほぼ思考停止状態で観る派なんですが…

まさか登場人物の口から
「タイムトラベルなんて知るか」(by ブルース・ウィリス)
なんて言葉が飛び出すとは思いませんでしたよ。さすがに「ちょ、ちょっとぉ!」とツッコミを入れてしまいました。
確かにこの人が言うと謎の説得力が増すのですが、だからってそれで片付けてしまおうなんて…良い度胸です笑

未来から送られてくる、自分を含めた人間を殺すのがルーパー(処刑人)としての現在の自分の仕事。その設定だけでも頭で処理するのに時間がかかるのに、更に超能力をもった子供を出してくるとは、将来が楽しみであり不安でもある意欲作だと思いました。この超能力については最初に触れられたのがかなり冒頭の方だったので、途中に久しぶりに出てきたときは「こんなのあったっけ?」としばらく考えこんでしまいましたが。
 

個人的注目ポイント
1. ジョセフ・ゴードン・レヴィット→ブルース・ウィリス
個人的も何も、観た人みんなが注目しないわけにはいかない点ですよね。若いジョーと30年後のジョーを演じています。

中盤でいかにジョセフからブルースに成長したのかがわかる流れがあったのですが、正直一部あまり見たくない部分がありましたw

また、将来ブルース・ウィリスみたいになるんだなと説得力を得るために、ジョセフ・ゴードン・レヴィットはブルースに見た目も中身もなりきっています。仕草の似せ方はうまいの一言、顔もかなりいじっていました。鑑賞後はもとの彼の顔を忘れて思わずGoogleの画像検索をかけたくなったほどでした…

2. 子役がすごい
若いジョーが出会う親子。息子の方は将来かなりの大物になるという設定なのですが、演じた子役がすごかったです…良く言えば演技上手、悪く言えばただただ不気味でした。母親を演じたのはエミリー・ブラント。若いせいか何なのか、親子というより姉弟に見えました。この親子を救うためにジョーが最後にとった行動には背筋が震えました。

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